偽名で約半世紀を貫き通したその逃亡人生は「闘争勝利」だったのか、「日和見」だったのか…。
デビュー以来注目株・毎熊克哉の肉体を借りて描かれる偽名『内田洋』=世を忍ぶ仮の姿に心を寄せた。
職場を転々……
【やさしさを組織せよ】
本作のフライヤからして、なにやら懐かしい。
子どもの頃から、ずっと街角で目にしてきた爆弾犯の指名手配の張り紙の顔、そのままだ。当人ではなく、役者の毎熊克哉の表情を使って…
2025年69本目
誰もが一度は見たことがある顔、桐島聡さん。
犯した罪を聞けば恐れられて当然の彼だが、彼の本当の姿は優しくて誠実な人柄であったことを知ることができた。
同時に、”自分の思想”を通…
話のメインは逃亡の50年。
たぶんリアルに事件の背景に桐島の人となりはなくて、その後の逃亡生活にこそそれが垣間見えたのかもしれないな。
何をおもった50年だったのか、桐島本人の口からも聞いてみたか…
実際にあった事件を題材にしたものが好きなので見ました。
とういうより、逃亡劇が好きなのかな?
1人の俳優が青年期から老年期まで演じているものが大好きなのでそこもまた良かった。
甲本さんって覚える…
悲哀に満ちた映画なんですが、
同時に可愛らしい映画でもあります。
「可愛らしい」という表現は、
実際に起こった事件に対して、
適切ではないのかもしれないのですが、
まさに「時代おくれ」であることの、…
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