ほとんど劇映画と言っていいほどに的確な演出がされている。子供が崖を降りて海面を覗くとウバザメがぬっと画面に出てくる場面の妙な生々しさや、冒頭と終盤にある荒波と人物のクロスカッティングが捉えるサスペン…
>>続きを読む映像人類学の講義にて鑑賞。
アイルランドは「西洋」の枠組みにありながら植民地主義的支配を強いられた「非西洋」として捉えられることを知った。
命懸けの画角取りや、生活の営みを忠実に再現する異常な努…
ウバザメの漁が印象的。思い出したのが、ロッセリーニの『ストロンボリ』のマグロ漁のシーン。ロッセリーニのマグロ漁のシーンがお気に入りなのだが、それに比べてカットを割り過ぎている印象。もっとじっくり見た…
>>続きを読むロバート・J・フラハティ監督作品。
アイルランド西のアラン島で、監督自身が1年半住み込んで撮影した記録映画。
ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品。
写されるアラン島の風景がとても魅力的。断崖絶壁…