1個増えて、3本減った。減ったものの方が多い気がする。だからこそなのか足取りが軽い。そんな夏。
治と優子、お互いがどことなく似ていて、たしかに惹かれあっていく描写は絶妙で、茹だるような暑さと干から…
7/8山形フォーラムで「夏の砂の上」を観てきました。
小さな息子を事故で亡くし妻を他の男に寝取られたある男が妹が置いていった17歳の姪と過ごす一夏の出来事を描いた映画でした。長崎の坂の風景ととにか…
上映館で、『長崎 閃光の影で』『遠い山なみの光』と長崎を舞台とする映画作品の予告篇が流れている。本作は、高石あかりを観に出掛けたら、長崎だった。今年は長崎に何かあるんだろうか。本作は2022年に上演…
>>続きを読む真夏の砂は、その見た目に反し、火傷するほどの熱を秘めている。苦しみや哀しみ、目を背けてきても、感情は濁流と雨のようなもので、自分の中に蓄積していく。土砂降りの水が坂上から川へ流れていくように、感情を…
>>続きを読む玄人向けというか、舞台好きの人たちにはよい作品っぽいが、映画とした場合のカタルシスはやや薄め。
ほとんどのものを喪っていく男が、言い争いと不幸の連鎖の絶望の果てに、渇水中に雨で得た水のような小さな希…
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