表情は硬く。手指は柔らかく。片手でゆっくりと、女物のバッグの留金を外す左手のクロースアップ、その目を奪う官能と駆ける競走馬の蹄の音、そして移動する目線(凄まじく強烈なサスペンス!)。そして、曲芸のよ…
>>続きを読む人が法を破り罪を犯してはならないということはおそらく自明の理としてこの世界を覆い尽くしていることであろう。人は盗みをしてはならぬこと、人を殺めてはならぬことを知り、かつその罪を犯さぬよう生きる。そし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
☆リンクレーター『ヌーヴェルバーグ』に登場する監督シリーズ第三弾でした。
☆しかも本作は、劇中で撮影風景が少しスケッチされた作品です。
☆ブレッソンは、片手も観てませんので、言えた口ではないのですが…
初めてブレッソンの良さがわかった。手の滑らかな動き、脚本、映像、音、映画の体系が洗練されてる。ジャンヌあまりに美しい、16歳とか嘘すぎる。カフェのショット、地下鉄の階段のとこ神。ブレッソンのリズムを…
>>続きを読む【スリに誇りを見出す男の行方】
■みどころ
スリを生業とする男性と彼に惹かれた女性のお話。
主人公ミシェルは手先の器用さからスリを生業とするようになり、隣人の娘ジャンヌが密かに彼に思いを寄せて云々……
映画における生存の提示に作家性が現れるんだ。
扉の開閉音と足音が人間の身体的の部分を、映画における人物の生存を確かにしている。
他者の懐への侵入は常に一方通行でなければならない、だから主人公は物語中…
2Kレストア版と同じ感想↓
初ロベール・ブレッソン。ロベール・ブレッソン傑作選で観た。上映時間が76分と短く、ブレッソン入門としても知られる一本。貧しい青年がスリに目覚め、その世界にのめり込んでい…
スリの味を知ってしまい、着実に腕を上げていく主人公。
手指のしなやかな動きや、それを追うスピード、足元を映すところなど、軽やかで鮮やかで惹きつけられる。
犯罪の瞬間に見惚れてしまうという不思議な背…
ロベール・ブレッソンの中では劇的で、滑稽で、見やすいのではないか。ナゴヤキネマノイで鑑賞。入口を見つけるのに困難。これからはお世話になるはず。
ロベール・ブレッソン傑作選ということで、スリ。面白い…