時系列でブレッソン作品をみているわけではないから、本作はブレッソンの作家性を確立するまでの過渡期のような気がする。思ったのは、音声イメージではナレーションを、編集ではディゾルブを多用している点だ。ミ…
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【ロベール・ブレッソン】
2010年発、英トータル・フィルム誌「史上最も偉大な映画監督トップ100」62位
【ロベール・ブレッソン】
英国映画協会「The 100 Greatest Film…
ドストエフスキーの罪と罰をモデルにして作られたの納得。ラストなんか特にそう。
前回観たのは何年も前でその時にはこんな手口すぐバレるだろとか思ってたけど今は違う。実際に映画のようにフランスの地下鉄で…
一瞬の"快楽"
「スリ」をここまで性癖かのように映し出す本作は、犯罪の手口を軽視しつつも、ブレッソン作品らしい圧倒的ショットの華麗さと細部にまでこだわる動作によって独特な犯罪映画に。全体的な雰…
なるほど、スリの手つきの官能さがわかった
百一夜で、この映画に性的興奮覚えるという台詞がやっと腹落ち
にしてもこの無表情で淡々と進む物語の不思議さにハマった
そしえマリカグリーンの美しさが異常で違和…
すごくいい。
スリを行う際の手元や、スリを行う際の注意深く他者を警戒する中で視線が忍び寄ってしまう(カメラ自体が近付いてしまう)瞬間、人物の視線が素晴らしい。
スリが嘘っぽいように感じる瞬間もあった…
映像が「美」なので、
どこに集中していたかと言えば
多分映像そのものだったと思う。
カウリスマキの罪と罰への影響は此処に。
スリ中の財布は
バスケットやサッカーのパスプレイを思わせる。美しい…