ヒロインのジャンヌがめちゃ可愛い。ブレッソンのモデル達はその人自身の個性を引き出すため素人を一度きり起用しているがみんなどことなく似ている。
モノクロなのに彼女が出てくると画面が華やぐ美しさ。眼福〜…
ブレッソンは相性が悪い作品も多いのだが、最近立て続けに観たブレッソン作品が面白かったので鑑賞。
使われている手法の少なさにまず驚く。
基本的に場面転換はディゾルブで繋いでいる。最初のクレジットです…
映像が繊細過ぎて気をつけないとようわからんな。人とカメラの動きはわかりやすく凄い。ブレッソンが独白と日記/手記が好きなの何なんだろうね。あと何となく思うのが、「司祭」とか、「囚人」とか「摺り師」とい…
>>続きを読むブレッソンは『罪と罰』から着想を得て、犯罪譚の骨格を踏襲しつつも、それをシネマトグラフによって変奏し、現代的な恩寵への経路を提示している。
彼は、手元を執拗にクローズアップし、身体から遊離した行為…
部屋に入る、心に入る、のぞく、手を見る、手先を見る、金、時計、あなたに触れる。ああ、やっと辿り着く。
満たされないからエロティック。あなたに触れてエロティック。次々にやってくるエロティックに、惹か…
ブレッソンの作品はそこまで観てないが、やはり手の撮り方が美しい。動きをおさめるカメラの動きも滑らかで、誰かの視線かのよう。主人公の頼りない人物描写も、個人的には好み。最初の最初にすぐ捕まる流れには笑…
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