男女がオリヴェイラの家を探索する主観ショットと、それを招き入れるかのように開くドアを見るに、これは一種のゴーストストーリーなのではと思わされる(他方でコツコツと聞こえてくる物質的な足音)。オリヴェイ…
>>続きを読む訪問者の視点の心地よさ。ノスタルジー。子供の頃、友達の家に初めて行った時の感覚。金持ちの子供の家に行って驚いたり、古い団地の一部屋で夕方まで過ごした時の感覚をふと思い出した。
姿を見せない男女の訪問…
家が船になぞらえられるあたりでほんとに船内のように感じられたり、編集により再構成される空間と半生をさまようカメラ。
投獄される回想のシークエンスでの車の走りぶりなど急にノワールのような佇まいになるの…
オリヴェイラの遺書のような作品。
男女二人の声だけがオリヴェイラの家内部にインサートされていく。この二人のPOV視点で進むが、オリヴェイラの時空とは交差しない。
夜遅くなったから帰ろうかと最後男女が…
最近、「先に死ぬ人」というタイトルで祖母の家に行く漫画を描いたが、それで俺がやりたかったことの完成系を見せてもらったような気持ち。
こうやるんだよ。というレッスン。オリヴェイラ先生、教えてくれて、あ…
家自体はなにも記憶しないはずだが、家を見ながら語れることは多いだろう。家が多く、今の家もデカいので70分ボリュームになる。
アブラハム渓谷しか他は観ていないが、ロケ撮影が好きかと思えば、セット撮影も…
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