上映後、深田晃司監督のトークショー。
侯孝賢監督が、昔はワルだったこと、自伝的4部作と言われるが、原作、脚本のチュー・ティエンウェンさんの影響が大きいことなどを伺い面白かったです。
祖父母の家に行…
本当は退屈な『ぼくのなつやすみ』。
これは凄く上級者向け。
あの頃の台湾版『ルノワール』、を
さらに「田舎(おじいちゃんの家)の日常」の
強力プレスで平らにした感じ。
まぁ色々と「大…
日本でも徐々に失われつつある夏の原風景。
いつだって何気ない一夏が子どもを成長させる。
子どもたちはいつだって純粋で、大人たちはいつだって愚かだ。
自分勝手なのはいつも大人のほう。
でもそんな子…
新宿武蔵野館。実はちゃんと観てない侯孝賢、良い時期に再映▼世界的な絶滅危惧種、徒党組んで遊ぶガキンチョの記録。だっさいシャツと半ズボンに共感性羞恥▼戦前の日本家屋は懐かしさの対象だが、「赤とんぼ」に…
>>続きを読むひと夏もののベスト
大きな変化はないけれど、ちょっと思い出に残る出来事がポツポツとあって、帰ってしまえばやはり何も無い、この匙加減が絶妙。
電車を上手く使って空気を変えている。
特に、妹が線路に…
ちょうどいい夏休みを過ごしていい。自覚できないほどの成長の期間。確実に何か変わったとは言えないくらい。
子供と大人の危険さが均等に配置されていて、どちらも身体性がしっかりカメラに捉えられてるから作為…
特大の夏休みを浴びた。だいぶ情けない叔父役にエドワードヤン。こんな顔しとったんか。ちょっと堺雅人に似てる気がする。
子ども達だけでなく、周囲の大人にもかなり色々なことが起こり、そこにしっかりトント…
このレビューはネタバレを含みます
思ったよりも重いテーマ。夏が死と暴力の季節だなんて紋切り型の感想ではあるが、改めてそれを感じる。子供は決してイノセントではないが、少なくともそのような現実を通して成長していく点では恐ろしいまでに無邪…
>>続きを読む久しぶりの侯孝賢。
ほとんど音楽なく抑制された中、日本の唱歌が余計に響き、家族の物語は進む。
ネオレアリズモのイタリア映画のような、小津作品のようでもある。
もう少し緑が濃くて、大人の視点だと中上健…
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