黒澤はカラー映画を制作するようになってから芸術的な映画を意識的に撮るようになった気がする
以下ドキュメンタリーより
ワンシーンにおいて何故カメラを複数使うか?
合戦ではなにが起きるかわからないから…
圧巻の大傑作でした。秀虎の悲しくもある種滑稽な地獄めぐり、脇役に至るまで魅力的すぎる登場人物、様々な人間の欲と恨みが積み重なるエンディング。
元ネタのリア王は詳しくないが、本作で人の世の残酷さと業、…
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シェイクスピア四大悲劇の中でリア王が一番好きなので、こちらもとても楽しみにしていました。
すごすぎる、、圧巻でした。
大元はリア王と同じだけどオリジナリティもあり、そこに黒澤監督のダイナミックさ…
このレビューはネタバレを含みます
半端ではなかった。掛け値なしに人生最高の映画だった。
①明快なのに深みがある物語の構造
→アイデアは異なる二つの要素の掛け合わせというが、シェイクスピアの名作が持つ簡潔かつ面白いフレームを戦国時代…
高校生の時に初めてリアルタイムで「黒澤明の新作」を観た。この時若手の日本映画の監督たちが座談会で「30億かけてあの城かよ」みたいなことを言っていて、乱を見に行ったうえで、そんな人たちの映画には足元に…
>>続きを読むこれは凄いものを見た。黒澤明監督は七人の侍しか見たことがないけれど、カラーになったことで黄赤青の色分けが戦闘シーンをわかりやすくしているし、何より美しい。約3時間まったく集中力途切れず。これ落馬のシ…
>>続きを読むこの作品は『乱』から影響を受けてて…などの話についていけず、教養として観ておこうとお勉強モードで映画館に。そんな心持だったこともあり、面白くて引き込まれる感覚にビビる。
一文字秀虎の顔芸が素晴らし…