20211114-461
美術:村木与四郎、村木忍
物語はシェイクスピアの悲劇『リア王』と毛利元就の「三子教訓状」を元にしており、架空の戦国武将・一文字秀虎の家督譲渡に端を発する3人の息子との確…
なるほどな。
絵がすごいですよ。
楓さんが結構いい働きしてたように思うけど、あの挙動って女ならではだと思うんだよな、原作は3人の娘ならどうなってるんだろう。
3本の矢は同じ方向向いてないと意味な…
黒澤明監督作品はとにかく見易い
今どういう展開なのか、どこが敵対していて、どんな状況なのか、そういった前提の情報がとてもわかりやすく、且つ自然に作品に馴染んでいるためノイズなく没入できる。
これは暗…
黒澤明自身が口にしていた「映画が映画になる瞬間」という意味を、空間的なモニュメント(像)と時間的なモーメント(瞬間)の交差として、その作品群に接することで、僕は認識するに至ったところがある。
また…
国内よりも海外の方が圧倒的に評価が高い本作。シェイクスピアの「リア王」が原案という事もあるのだろう。あと日本ではやはり「七人の侍」や「用心棒」のような娯楽作品を黒澤明には求めてしまうからなのか。撮影…
>>続きを読む今まで観た色んな映画の中で
「あぁ~この映画観れて良かった~!」
と思えた数少ない映画になった。
しっかりシェイクスピア要素を感じられる、今まで(私が)知ってた侍映画とは全く違うフォーカスが新鮮に…
落城や騎馬に美術など、とにかく金掛けててスケール感が凄かった。
どうにもならない親子兄弟での争い、とても悲哀に満ちている一方で、また滑稽にも見えたぜ…
狂阿弥のピーターさんがとても良かった。
そ…
美が世界を救う
この映画はピラミッドだ。数ある黒澤映画の中でも、その芸術性の高さと込められた情熱において、その重要性は明らかである。複数カメラは、一見平面的な画面を再構成し、モンタージュは完璧…