このレビューはネタバレを含みます
最高!
雌鶏の目線で見る世界がこんなにもシンプルなのかと
そのシンプルさについ微笑ましくおもうけれど、その分ラストが効く。
CGなど一切なしの雌鳥の演技を堪能した!
主演の7羽+スタント2羽の雌鳥…
東京国際映画祭2025にて小6息子と鑑賞。息子は初字幕映画&気が散りやすい方なのですが、心配無用なほど映画の世界に引き込まれていたようでした。
以下、息子のリアクション&感想
・雌鶏脱走~冒険シーン…
映像美とカメラワークが素晴らしく、雌鶏をここまで美しく描けるのかと感動する。
雌鶏視点のため台詞は少ないのだが、物語と音楽がしっかりと鑑賞者を引き込んでゆく。
ストーリーは人間の世界と雌鶏の世界…
東京国際映画祭、コンペティション部門にて。
雌鶏が主演、しかも3ヶ月のアニマルトレーニングを経て本物の雌鶏に演じさせて撮影をした…という、ぶっ飛んだ一本です。
当然、動物たちにはセリフなどないので…
東京国際映画祭で鑑賞。1羽の雌鳥がスープになるところを逃げ出して、とあるレストラン(?)にたどり着くまでのお話。養鶏場の鶏たち、生まれた瞬間からベルトコンベアに乗せられて雄雌分けられてカゴに入れられ…
>>続きを読むTIFFで鑑賞。これはなかなかお目にかかれない鶏映画。めっちゃ面白くて、時々ハラハラして、時々哀愁漂う雌鶏目線の物語。当たり前なんだけど、人間達が大変な目に遭っていようが我関せずの雌鶏の姿がまさに滑…
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【鶏の歩む先】
※東京国際映画祭にて鑑賞
これは個人的に大傑作だった
作風的にはイエジー・スコリモフスキーの「EO」を思い浮かべるのだが、これまで映画の素材でしか干渉されなかった…
tiffにて
卵を守り抜いて子育てがしたい雌鶏vs人間のストーリーと違法ビジネスを追い出したい人間のストーリーの二層構造
QAでプロデューサーが人間は動物と共生できたつもりでいるが、一方の視点だけ考…
映画祭7日目。
洋画だと聖書の一節から始まる作品はたびたび見かけるけど、本作は小林一茶の俳句から始まる。ちょっと珍しい気がする。
なんて俳句だったか忘れてしまったので調べるなりして意味含め補完した…
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