愛の勝利を ムッソリーニを愛した女に投稿された感想・評価 - 6ページ目

『愛の勝利を ムッソリーニを愛した女』に投稿された感想・評価

強いショットをただ並べただけのような乱暴さに惹かれる。黒というか影がバリバリに強くテンションがあがる。アジ。ハーケンクロイツみたいな影がでてくる
MegmiTanak

MegmiTanakの感想・評価

2.4

愛した男に心も身も捧げ、子供まで生んだイーダ。彼は正式な奥さんと子供と共に名声をあげていきます。彼はイタリア独裁者ムッソリーニ。存在さえ消されかけたイーダは、生涯に渡り「私は妻です」と訴え続ける。

>>続きを読む
Nao

Naoの感想・評価

3.5
ムッソリーニの愛人イーダ・ダルセルの狂気の愛を描く。オペラのような悲恋劇。鉄格子の窓の外に降る雪の美しさ。
ベロッキオの映画はどれも強烈だが、本作はその中でも最もストレートであることによって段違いに馬力がある感じがする。
今まで見た彼の作品で最高。
nofm

nofmの感想・評価

4.1
力強い映画。

鉄格子から撒かれる手紙、鉄格子越しに見える雪が印象的だった。
adam

adamの感想・評価

4.6

ムッソリーニの愛人・イーダを、監督はヒーローだと言い切った。そう納得せざるを得ないのは、政治的な批判の意が表に描かれず、最後まで真実を訴え貫く、一人の女性の強い生き様がストーリーを成していたからだろ…

>>続きを読む
爆発する社会主義のエネルギー、とムッソリーニを追い続ける女。
このイーダ役の目力が半端ない。
歴史の中で存在を主張し抹消される事を拒む人々の映画。

激情と交差する圧倒的なモンタージュの力。
spacegomi

spacegomiの感想・評価

4.4
テロップや音を駆使した仰々しく大胆な編集。主張し、自我をもつが故に幽閉される女性をめぐる、オペラ調の一代記。柵をよじ登るイーダと外界を覆う雪。傑作。
t

tの感想・評価

4.3

単なる史実の映画化を遥かに超えて見ること自体の喜びがある。
照明と編集のシャープさ、視覚的演出の個性というのもそうだが、これが映画館についての作品でもあるからか。教会、病院など様々な場所で人々はスク…

>>続きを読む
JaneDoe

JaneDoeの感想・評価

4.5

夜間での照明の妙
閉鎖的な室内と、屋外の解放
鉄柵と雪
ベッド下を逃げ回る子供、それを追う望遠
壁に映る窓と雨の影
続く、無言の遣り取りと、一連の移動撮影
涙を流しながら、質疑を続ける女の顔を正面に…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事