続けた三作目。カサヴェテスの真骨頂はカメラでも編集でもなく、物語における人の描き方なように思えた。「フェイシズ」、「ハズバンズ」にも共通するが、人の感情の揺れ動き方を着実にそして緻密に描いている。確…
>>続きを読むみっともなくて、迷惑なさま。
笑いながら観ていたけれど、同時に恐ろしくも悲しくもあった。
観る人によっては、より切実に映るのかもしれない。そして状況やタイミングによっては何らかの救いにもなりうる…
カサヴェテスの映画ってどうしても観ててしんどい部分があるので好きと言いたくないと思っていたのだが、本作に限っては正直抗いがたい魅力が迸っていて好みだと認めざるを得ない。なぜならめちゃくちゃ笑えるから…
>>続きを読む・不器用な愛。恋って、衝突して、角を削っていく過程で、流れを見ながら光るものを探していくものだと思っていたけど、描き方が激流すぎたね。
・とかく衝突が激しすぎる。重い、で片付けるには「男」すぎる。…
良すぎて頭がおかしくなる。変身するのではなく、自分を開く。髭を剃り素顔を見せるように。自分が開かれる。素顔を見た顔が確かな現実として、瞬間以上のものとして、カメラに映し出される。
ファミレスで電話…