実は君の名前で僕を呼んでを見て連想したソクーロフのこの作品、今更ながら振り返ってみてやはり素晴らしかったなとつくづく思う。
自分は性描写が露骨になりがちであるが故に同性愛映画はあまり好きでないのだ…
父子の濃厚な身体接触 、父と離れるため友人(男)を恋人と偽る息子を見ればゲイ映画と言いたくなるがソクーロフはそのレッテルにブチ切れてるらしい。キリスト教の人間愛的観点から見れば確かにこれが普通…なの…
>>続きを読む黄砂で煙ったようなリスボンの街並みがきれいだった。ガールフレンドとのやりとりで見せるトリッキーな切り返しや終盤の屋上でのやりとりなど、触れたら映画として崩れそうなスレスレの危うさで成り立たせてる緊張…
>>続きを読む窓と窓のあいだにかけられた木の板を渡ったり、路面電車に乗ったり、肩車をしたり、雪に降られたり、そのどれもが神秘的としか言えないなにかを宿していた。また、父親と息子が映る場面は彼らをまるで兄弟のように…
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