黒の試走車(テストカー)に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『黒の試走車(テストカー)』に投稿された感想・評価

ozabon

ozabonの感想・評価

5.0
のっけから幌で覆われた試走車と不穏な音楽。太平洋戦争から地続きの高度経済成長。東京オリンピック前夜の1962年制作でこの暗さ。重くてエグくて画面も閉塞感みちみちで息苦しい傑作。
Riy

Riyの感想・評価

3.9

展開も良く、テンポも良く、映画の面白さ、堪能しました。
組織やスパイの悪どさ、全キャストの演技を満喫です。高松英郎の
軍隊上がりというのか上官ふうの振る舞い、根性、圧巻でした。上田吉二郎、船越英二も…

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人間の醜さが泥臭く描かれていた。
ラストに畳み掛けてセリフでどうにかしようとするのはマイナスポイント。
一

一の感想・評価

-

もうどうせなら鬼の産業スパイ高松英郎のピカレスクで全然良いんだけど、ラストで倫理が映画にブレーキかけちゃうかんじが個人的には惜しい。高松と叶順子はずっと素晴らしい。クライマックス、高松が企画室に敵方…

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m

mの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

自動車メーカーを舞台にした産業スパイもので、スリリングな脚本と緊張感漂う演出が冴え渡る。悪の陳腐さについての報告だ。

叶順子が口紅で枕に"x=8"と殴り書く場面が、イカしてる。ついに恋人の身体を利…

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叶順子がシンプルな白い服を着て、砂浜で田宮二郎に身体を任せるラストが感動的だった。水商売の叶はライバル企業の菅井一郎と寝るよう田宮から頼まれ、それが原因で田宮と別れることになるのだが、菅井と寝る際の…

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うどん

うどんの感想・評価

3.7
12/10@シネマヴェーラ渋谷

自動車メーカー同士の腹の探り合い。

ヤクザ顔負けの高松英郎のえげつなさ!
田宮二郎より彼の方が主役のような構成。
koss

kossの感想・評価

3.8

企業間競争、開発競争、産業スパイが主題だが、その主題を越えて、全編に構図が徹底された映画。構図の映画といえる。

一つがローアングル。ローアングルでは人の足元や椅子等の脚が映る。ワイドスクリーンなの…

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めー

めーの感想・評価

-

コテコテの会社同士の情報争い、産業系ヤクザと化す。表面をなぞってる感じでただの社会人チンピラのゆすり合いにみえる、文太にぃを見習って出直してホヂ🥺たまに社会人チンピラ(客先)が台風の目のように暴れ…

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odyss

odyssの感想・評価

3.0

【今の目で見ると】

自動車メーカーの新車開発・発売に関わる競争のお話。といっても正々堂々とではなく、産業スパイあり、女を使った工作あり、という汚い競争なのですが。

後発の小さいメーカーが、新車を…

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