恐怖の岬/ケープ・フィアーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「恐怖の岬/ケープ・フィアー」に投稿された感想・評価

タイトルは地名であり、007のスカイフォールのようなもの。どの程度意図的なのかわからないので誤訳かどうかわからない。モノクロフィルムでは影が尊重されていたことがよくわかる。カメラワークは保守的、かなあ。一つのテーマの繰り返しが目立つ劇伴とか…この時代の映画に興味が湧いてきた。
今日はロバート・ミッチャムの101回目のお誕生日だそう

個人的にはスコセッシとデニーロのヤツよりか怖くは無かったけれど、陰影のバランスがとても良かった
サスペンスなんだけど、撮影の凄さにビックリした
何て言うか、黒澤明っぽさがある映像

ゴリぺとロバミっていう真逆の個性を持った、俳優の共演っていうのが面白い
互いの個性をうまく引き立たせている
ゴマ

ゴマの感想・評価

4.0
ロバート・ミッチャムが狩人の夜と似たようなサイコな変態野郎で出演していてグレゴリーペック扮する弁護士一家を付け狙うロリコン野郎を演じていてその執拗な存在感が恐ろしくて素晴らしい。ロバートミッチャムは見た目色男なんだが変態野郎の役柄が似合う。
イシ

イシの感想・評価

4.7
ミッチャムさんがやっばぃ。基本つぶらな瞳で無邪気な顔なのに、表情から心が読めなさすぎて、なんでもしそうな仇討ち殺戮マシーンとしか思えない。心の底から怖い。心理的に恐ろしい。ホラーとして面白い映画。
hidesan

hidesanの感想・評価

3.3
逆恨み。ムショから出たら、殺してやる。家族も地獄に落としてやる。じわじわと追い詰める。終わり方はこっちの方が良い。
‖動画配信‖
こんなに狂気じみててしつこい男に狙われたら誰でも怖い。
法律の間をぬって攻めてくるから手強いんだよな。
あとロバートミッチャムは胸毛が濃い。
外人はみんな濃いのかな?
だから綾部はニューヨークに行ったのかな
自分的にはデ・ニーロのリメイク版より、こちらのほうがヨカッタ。グレゴリー・ペック、ロバート・ミッチャムが好演。ロバート・ミッチャムのイヤらしさはかなり心理的に気味が悪い。よくこの役引き受けたな(笑)。完全に、グレゴリー・ペックの引き立て役だぞ。😅

娘にロバート・ミッチャムが近づいていくときの緊張感は半端ない。緊張感を表現するときの音楽と、無音と微かな音との組み合わせの演出が見事。

最後だけ、デ・ニーロ版のほうが好きかなぁ。また、見返してみたい。
村八分

村八分の感想・評価

4.0
狩人の夜といいロバートミッチャムが犯罪者を演じるとほとんどホラー映画の様相になってしまう 当時のグレゴリーペックのイメージを考えると仕方ないとはいえ、ラストはキッチリケリをつけてほしかったな
まこと

まことの感想・評価

3.8
デ・ニーロの「ケープ・フィアー」のオリジナル版

犯人役のロバート・ミッチャムのサイコパス演技は、さすが "スリーピング・アイ" の異名を持つ男、今作でもその特徴的な目の効果がてきめん

変に自分の凶行に開き直りを見せてるところが怖くて厄介きわまりない、余計な事を考えずに攻撃を仕掛けられるところこそこの犯人の一番の強みかもしれません
マヒロ

マヒロの感想・評価

4.0
自分に不利な証言をし、収監されるきっかけを作った弁護士を恨む男、マックス・ケイディが、釈放後彼の元を訪れ嫌がらせを始める…というお話。

スコセッシ監督×デニーロ主演でリメイクされたサスペンス映画。基本的には同じような筋書きだけど、スコセッシのハイテンション演出とデニーロのギトギトの演技、そしてなによりケイディという男のとんでもないキャラ設定から、怪物映画のような恐ろしさすらあったリメイク版に比べると、こちらはかなり真っ当なサスペンスという感じ。

今作でケイディを演じるのはロバート・ミッチャムで、あの『狩人の夜』を彷彿とさせる、一見無害そうだが腹に一物抱えてそうな嫌〜な感じの男を演じている。彼のセリフにあるように、素手で首を絞めるかのようにジワジワと弁護士一家を追い回していく様はかなり気持ち悪い。特に終盤、自家用ボートで逃げた家族を追い水中からぬらりと現れる姿は両生類的なおぞましさがあって最高。デニーロとはまた違う変質者っぽさがある。
対する弁護士を演じるのはグレゴリー・ペックで、こちらはビックリするくらい男前。なんか『ローマの休日』の時より若く見える。あまりにも正しい人として描かれて過ぎているのはちょっと気になったけど、悪の化身ミッチャムとの分かりやすい対比でこれはこれで良いのかも。

いちいち陰影がキツイ画面作りもモノクロ時代ならではの格好良さがあって、クライマックスで濃い闇の中で身を潜めるミッチャムがまた怖い。

いまいち影の薄めな映画ではあるけど、スコセッシが目をつけて拾っただけのことはある面白さだった。

(2018.39)