「仁義なき戦い」が広島弁だと思っていたが、こんなに優しい方言だったのか。優しくて繊細で原爆の上に降り注ぐ慈雨のように耳に届く。あまりにも切ない。二人芝居は奥行きが出にくく難しい。井上ひさしは天才だな…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ほぼ宮沢りえと原田芳雄のふたり芝居。
戦後3年、美津江(宮沢りえ)は、原爆で死んだ竹造(原田芳雄)(の霊)と暮らしていた。ある日竹造は、美津江に想いを寄せる木下を美津江が拒んでいることを知った。何…
先日鑑賞した
「木の上の軍隊」同様、
故井上ひさし氏のライフワーク
「戦争」テーマの戯曲を映画化。
今作·「母と暮せば」「木の上」が3部作ということらしい
(Wiki調べ❤️)
父と娘の2人の会話劇…
「母と暮らせば」を先に見た。どちらの親子も違和感を覚えた。そもそもファンタジーなんだからリアルを求めるのは間違ってるんだけど、それにしても浮世離れしてる印象だった。そういうのは、こうした立場に立たさ…
>>続きを読む『父と暮せば』初鑑賞。日本の戦争映画史@シネ・ヌーヴォ。井上ひさしの戯曲を映画化。凄まじい台詞の力と、宮沢りえと原田芳雄の芝居に圧倒された。鳥肌が何度も立った。黒木和雄は演劇に敬意を表しその味わいは…
>>続きを読む原爆のことを静かに、でもたしかに訴えかけてくる。まるで舞台作品のような映画。
生き残ったほうが不自然だった、この記憶を、忘れてはならない。
私が彼女と同じ立場だったらどうやって生きていただろうか。生…
元々が戯曲だということだけど、確かに舞台演劇を見ているような感覚の映画。父とのやり取りの軽快さと原爆を回想するシーンの重さの落差に驚いてしまう。父の原爆小話の迫力はものすごかった。
生き残った人も…
原爆から3年後の広島で生きる被曝女性。昨日がちょうど原爆投下から80年、配信終了まであと26時間で鑑賞。観ながらかなり前に広島行った時にドームの周りで撮った写真の中に1枚はっきりと写る仏さまのような…
>>続きを読む胸がいっばい。
「こんな むごいこと 末代までしちゃいけん!」この感情を定期的に思い出す必要がある。後半 感情が高ぶり涙が止まらない。
…黒木監督
「地味な原爆の映画に少しでも客が入るようにと、旬…
原爆の日記念式典の様子をニュースで見たあとで、鑑賞。
ニュースでは、原爆を語り継ぐ方々の平均年齢が86歳を越え、語り部としての後継を託された息子さんが出演なさっていました。
21年前のこの作品は…
「父と暮せば」パートナーズ