井上ひさしの戯曲の映画化。戯曲の趣をそのままに。
冒頭から素晴らしい空気感。演出。おふたりの素晴らしいお芝居。涙が出たよ。
ドラマ『協奏曲』を見てから宮沢りえの魅力に虜になり始めたが、本作でほんに好…
凄い作品でした。
本作の舞台版は観たことありませんが、お二人の演技がとても素晴らしく、特にお父さんの原爆語りは、これまで観たどんな媒体のどんな描写よりも、原爆の恐ろしさを伝える力があり、広島弁も相ま…
僕は原作を読んでいたので、話の構造は最初から理解していたし、だからストーリーとしては驚きはなかったのだけど、それでも涙が止まらなかった。
僕たちは日本にいる限り呑気な日常の中で80年前のことを忘れが…
広島原爆投下後4年、父と暮らす美津江。生き残った美津江は、そのことををいつも申し訳ないと思いながら生きている。父はそんな美津江をいつも叱咤激励している、、、。
父娘の会話が最初から最後まで続く。何…
「あの時の広島は死ぬるのが自然で、生きるのが不自然だった」あまりに酷い死に際を見せていった多くの友人の姿を語る主人公。「なんであなたが生きているのか」と死んだ友人の母親に責められ「自分は幸せにな…
>>続きを読む“ピカッ”と光るものは何でも怖がっていい“被爆者の権利”
原爆資料
“ピカ”直視して亡くなった父が、美津江が木下さんとの出会いのときめきで幽霊として復活
死んだ者の思い
生き残った者の苦しみ
…
生き残った罪悪感の苦悩と、原爆病の不安を抱えながら生きていかないといけない苦悩
何度 考えても、原爆は大量殺人
基本2人劇なんで、これだけのセリフを覚えるのって大変だったろうな。
りえちゃん、…
「ETV2000 井上ひさし 原爆を語るということ 」を先日見たので再見。舞台が原作なので多少は、やむ得ないが、全く映像的な表現があるとは言いかねますね。テレビでは井上ひさしが、舞台で昔の広島弁を再…
>>続きを読む「父と暮せば」パートナーズ