映画鑑賞メモ『薔薇の葬列』(1969年)
【デビュー前のピーターさん主演!松本俊夫監督の前衛的衝撃作!】
とにかく当時16才の「ピーター」が美しく映像をモノクロに彩る。
当時で言う「ゲイボーイ…
まず第一として、奇抜なショットが多く、時系列がシャッフルされていたり、「映画」の途中で役者への(実際の)インタビューが挿入されていたり、様々な技法と演出のごった煮で視覚/感覚的に新鮮でとても楽しい。…
>>続きを読むずっと鑑賞したくてゲオ宅配レンタルにあるHDリマスター版を1年近くチェックし続けていたのが、旧作割引時にはいつも貸出中。今回、初めてレンタル出来た。
HDリマスター版なので1969年製作の映像はモ…
私がしたいことは、主題と方法の追求にあって、かつて他人が踏み込まなかった領域に切り込むことである。私は『薔薇の葬列』ではゲイボーイの世界を扱った。むろんゲテモノ趣味や風俗的興味からではない。かれらの…
>>続きを読む今年イチきた。。
実験映画なのにギリシャ神話のオイディプス王が元になっててストーリー性がしっかり固まってる、面白い。
時系列バラバラでサブリミナル効果で序盤に挟み込まれた数秒のシーンが後半に流れて型…
時系列をシャッフルしたストーリーテリングの複雑さと、極めて挑戦的な演出の数々が組み合わさった視聴体験は唯一無二のもの。
しかし時系列だけでなく、演出面でも様々なスタイルが「混在」している点が特徴的…