“なぜだろう、愛しているのに。”
“ジョン・F・ドノヴァンの死と生”を見てからグザヴィエ・ドラン熱が再び。もう彼の作品を5年ほど前に一気見してから暫く経つから、今みると更に良さが増す。彼の母親との…
最近家庭環境について考えることが多いけど、育ちによって見様が変わる映画だと思った。何度か唐突に画面を支配するアートワーク、こんな前衛的で大胆なカットを確信に満ちた手つきで挟んでいる自信がすごい。フラ…
>>続きを読むグザヴィエ・ドランの作品のなかでベストと言えるものは、当然ながら人それぞれによって異なるなか、僕の受けとめ方としては、『わたしはロランス』(2012年)が最も高い象徴度で核心を表しているように感じる…
>>続きを読む知識や教養によって映画の解像度が変わるのは映画あるあるだが、
この映画は生まれ育ちによって感じられるものが大きく変動すると思われる。
自分は愛情たっぷり温室育ちの木偶の坊やなので、隣家のトラブルを…
(c)2009 MIFILIFILMS INC