屋形船の緩やかな横移動と前後の交錯、夜空を彩る祝祭的な花火は、ラストの画面を覆い尽くすような桜吹雪の中で演じられる、大立ち回りへ受け継がれる。海上の邂逅は地上の追跡へ、夜空の花火は青空の桜吹雪へ。
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このレビューはネタバレを含みます
抱かれた赤ん坊の手拭いがさっと取り払われ痣が露わになり、題字、ぱたぱたと織機を動かす女工たちの移動ショットで開幕。花火の実景から華やかな芸子らを乗せた屋形船が画面を横切る。片岡千恵蔵が演じる佐野次郎…
>>続きを読むラストの数分の桜の下での立ち回りのためにすべては作られたような映画。移動撮影が見事で、役者の動きも配置も寸分の狂いなく計算されていて、とにかく美しい。
ストーリーは一種のファム・ファタールものなのか…
内田吐夢監督の観る
百姓に拾われた次郎左衛門は
一代で財を成すが生来の顔の
痣の為か女には縁なし。取引
先に連れられ初めて吉原へ
脚本 依田義賢
久しぶりまた観る
律儀で真面目だけが取り柄な男…
妖刀で吉原で百人斬り!?ピンク映画と思いきやw
結納仲人シーンでその後の展開がなんとなくわかってしまいいたたまれなくなり涙 ただただ真面目で頑張ってる良い奴主人公。。
こういう勘違いブサ嬢全員ギャ…
時代劇の中でも「御大もの」は何だか苦手で、これが初めての作品。
金の切れ目が縁の切れ目を地で行く話(依田先生の解りやすい脚本!)。
他でも言われてるけど、当時としては斬新で、廓の華やかさを際立たせる…
名作とはとりあえず粗筋紹介、ネタバレと言った言葉とは無縁な作品と言えよう。ネタバレされて面白くなくなる映画は(小説であれ)そこまでの作品だったということだ。
本作は『妖刀物語 花の吉原百人斬り』とい…
『妖刀物語 吉原百人斬り』(1960)は、内田吐夢的なねちっこさと陰鬱さを前面に押し出した作品である。
冒頭では頼もしく映るが、次第に女性関係の不器用さによって自己崩壊していく主人公を演じる片岡千恵…