妖刀物語 花の吉原百人斬りに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『妖刀物語 花の吉原百人斬り』に投稿された感想・評価

門に残る花魁の手形と開かずの門
女郎は逃げ場はなく死んでいく

主人公が今でいう弱者男性であり無敵の人で(この言い回しは好気ではないけれど)笑えないし、泣けない
imapon
3.8

内田吐夢監督作品で時代風俗考証信頼できるとした上で吉原の事、いろいろ勉強になる。
映画セットが素晴らしい。

捨て子だったが今は絹の大旦那、次郎左衛門・片岡千恵蔵。人柄も良く使用人に慕われていたが生…

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4.0

内田吐夢監督は謎が多すぎる人である、一緒に仕事をした脚本家鈴木尚之氏が評伝はあるものの監督自身があまり過去を語ろうとしなかったためそこでも人生の全貌ははっきりとしていない。謎の小学校中退(戦前の小学…

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てっきり不幸な容貌の男と出自の卑しい女が寄り添いつつ破局に向かう「浪花の恋の物語」的な悲恋物と思ったら、遊女に入れ揚げたオッサンの暴走劇 前作では観察者に留まった千恵蔵が、当事者となって大立回り
水…

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 シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。なにもかもスペクタキュラーで、特にクレーンの撮影が決まりまくる。当時の東映スタジオの力を実感するし、水谷八重子の爬虫類系の容姿が活きていて素晴らしい。三島雅夫と沢村貞子…

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大立ち回りよりも鐘の音と桜の美しさが残る
金が減っていくのが我が事のように辛かった
4.0
キャバクラにがっぽり抜かれるじいさんの大暴れ。時代劇という映画世界から一人だけ浮いていて別世界から送り込まれた赤ん坊という感じが面白い。常に世界になじめない気まずさがある。
3.7

生まれつき顔に痛々しい痣を持ち女性から避けられてきた男がある遊女に惹かれ…

30歳になろうとする男を演じる片岡千恵蔵は公開当時50代後半。

クライマックスの狂った立ち回りが最高。温厚な男がプッツ…

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冒頭の二艘の屋形船がすれ違うところから物語が始まるという予感がする。カラーだからこそギラギラ感が伝わってくるし、ラストは大体予想できるのだが高揚感が尋常ではない(桜が舞ってるとなんだかこちらまで泣き…

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久しぶりに、東映時代劇を見た。

脚本のスジが1本整っており、無駄がなく物語をきっちりと追っていける。無駄な枝葉を作ることにより、本筋を見失っては娯楽映画とは言えない。東映時代劇の傑作娯楽作品の大半…

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