このレビューはネタバレを含みます
【家庭にも戦後社会にも居場所がない多くの「亮助」たちへ】
終戦から5年、1950年(昭和25年)に公開された本作。
映画の序盤は美人姉妹宗像シスターズの父、宗方忠親(笠智衆47)が住む京都が舞…
4K版と感想同じです。
午前十時の映画祭で鑑賞。レストアされたとはいえ、音飛びとか光飛びみたいなものは残ってる感じ。
冒頭の東宝のマークのシーンも昔っぽくて懐かしい感じ(子供の頃はこんな感じだった…
ある意味ホラー映画…?
個人的に終盤の展開はびっくりしました。すこし投げやりな感じ。二択から選ばないという風にするとしてもまさかでした。
姉妹の圧倒的存在感と安心感。男性陣も良いのだけれど、田中絹…
午前十時の映画祭14上映作品のため鑑賞。
東京物語と麦秋しか観ていない私からすると大変新鮮でしたね。普通に婚約者ビンタしまくったりクズっぽい男がいたり。
高峰秀子さんはあざとく、笠智衆の存在感は…
進歩的な妹と古い体質の姉。
求職中のDV夫と離婚して、未だ未婚の初恋の男と再婚するかどうか…。
あるあるな設定ではあるものの、令和の今もこういう家庭があるから、1950年代から変わってない日本の家庭…
これはまた小津映画には珍しいバイオレンスサスペンスホームドラマ。
ただ、BGMはいつもの小津流の軽快さなので、夫婦亀裂からの家庭内暴力からの不可解な”死”の場面は多少は緊張感がみなぎったものの、ち…