『東京暮色』の前哨戦のようなぶっ飛び病み映画。
猫を撫でながら田中絹代を詰める山村聰の佇まいに唸る。そこにいるだけで彼岸が匂い立つような…。
バーでの現れ方も背筋が凍るような恐ろしさ。高峰秀子が看板…
小津が松竹以外で撮った三本のうちの一つ(残りは「浮草」と「小早川家の秋」)であるが、その中では一部キャストを除いて最もいつもと変わりない小津映画。失業中でいじけた態度で苛む夫に尽くす旧弊な姉。そんな…
>>続きを読む『風の中の牝雞』や『東京暮色』に連なる、人間のほの暗い激情を描く小津映画。破壊的な言動ではじける高峰秀子、忍びながらも強情さを見せる田中絹代、鬱々たる腐れたインテリの山村聰、薄っぺらい美男子の上原謙…
>>続きを読む家族ドラマを多く手がけてきた小津の中でも、本作はやや異質に感じられた。抑制された日常の裏側に、暴力を伴う生々しい悲劇が潜んでおり、その重さがじめっとした画面に影を落としている。一方で、高峰秀子が演じ…
>>続きを読むNo.4803
『むねかた きょうだい』と読む。
私も「むなかた」だと勘違いしてた。
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小津現存映画 26/37 (小津映画は全部で54本あるが、現在残っていて見…
【1950年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
『東京物語』小津安二郎監督が初めて松竹を離れて撮った文芸作。大佛次郎の同名小説の映画化。毎日映画コンクールでは助演男優賞(山村聰)を受賞、キネマ旬…
やるせないなあ
高峰秀子の(舌出しとか)ポジティブな動きと田中絹代まわりのネガティブな動きが交互に訪れて、飽きない。
BARで義兄と対峙するシーンではグラスを割っちゃうし、結局マリコもネガティブな…
姉の逞しさと強さ、妹の奔放さ純粋さが良かった。正反対の2人の間に生まれる関係性がリアルに見える。旦那の死にも色んな意味が込められており、一貫した姿勢が良かった。時代の変化と変わらない価値観の重要性を…
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