〖1960年代映画:太平洋戦争〗
1963年製作で、源田実原作『海軍航空隊始末記』を基に、壮烈な戦闘機隊の戦いを描いた太平洋シリーズ三部作の最終編らしい⁉️
パイロットの青春群像劇で、航空戦を描いた…
このレビューはネタバレを含みます
菅野大尉(343空)関連映画として観た。
滝大尉が菅野大尉に当たる方です。
作中色々1人で背負わされすぎてて…部下の死体海上遺棄、その姉とのアレソレ、最後の隊長、米軍への特攻………
それはさておき戦…
加山雄三、夏木陽介、佐藤允を隊長とする海軍精鋭の紫電改戦闘機部隊の結成から崩壊迄を、円谷英二特技監督の精密で立体感溢れる特殊効果の威力満点の太平洋戦争映画の傑作である。ラバウルの佐藤の一隊はまるで「…
>>続きを読む当時実在した三四三空(剣部隊)という航空隊の始まりから終わりまでを登場人物の名前を変えたり少しのフィクションをおり混ぜたりして上手くひとつの映画に作られている。日本海軍最後のとも言われた剣部隊の栄光…
>>続きを読む既に海と空を喪失して体当たり自爆を求める宮口精二に反し参謀の三船敏郎は精鋭を集結させる。指一本でも動く限り操縦桿を離すな我々は特攻隊じゃない。燃料を節約し機体を軽くするために遺体も投棄する。特技監督…
>>続きを読む令和の戦争映画では考えられない構成な気がする
各地から隊長を集め、紫電の精鋭を作る
体当たり自爆の特攻禁止部隊
特攻する者とそれを見守る者
どっちが楽かって話よね
戦っていく中で失っていく戦友た…
タッチは明るく世情は暗く
佐藤允と渥美清がいる隊とか絶対いいやん…
右翼のつもりはないが、軍艦マーチで全機発進はアガる
右に倣えで地獄に向かう日本人の悪癖はどこから始まったのか
と書きつつ大和特攻に…