原作 森鴎外で、若尾文子の作品もあるんですね。
YouTubeで見つけました。ラッキーです。
手に汗握る展開に声が出ました。
善吉(田中栄三)お玉(高峰秀子)親子は子供相手の飴細工を売り、貧乏暮…
【 My favorite 100 】
良かったなあ…楽しかったなあ。お酒飲みながら、すぐにまた、のんびり観直そっと。あ、若尾さんのも観てみよう。
昔のカルタのような、色の風合いがあって、とても…
高利貸しの妾という世間から白い目で見られまくりのデコちゃんが、いつも家の前(無縁坂)を通る帝大医の学生さんに恋をするも、住む世界が違い過ぎて……っていう。
鉄門の前で高利貸しをしてるあの男(水戸黄…
劇伴の流れ方が秀逸だったな...東野英治郎さんがでてきたらそれまで明るかった曲調が急に暗くなったり...
/序盤の「かごめ、かごめ、籠の中の鳥は、いつ、いつ、出会う」や蛇に襲われようとする鳥など動…
◎赤門前のシャイロック 渡り鳥になれない籠の鳥
1954年 大映東京 モノクロ 104分 スタンダード
*僅かにホワイトノイズあるも画質は良好
大傑作、凄まじいほど密度が濃い作品だ。
帝大出の…
プリント間違いの上映。本来は、池広一夫、若尾文子の『雁』のはずが、名作のほうを上映。のちに池広版も観たが、まったく同じ構成、セリフ。カラー・スコープになっただけ。脚本が同じ成沢だからか。成沢はホンを…
>>続きを読む文豪森鴎外原作映画化した文芸映画の巨匠豊田四郎監督の、籠の鳥妾高峰秀子に襲いかかる蛇高利貸旦那東野英治郎、雁欧州留学の俊才医学生芥川比呂志を文学臭香り高く描いた秀作。東野の妻浦辺粂子の嫉妬に狂った鬼…
>>続きを読むこの映画大好きなのですが、実はDVDでしか観たことがなくて、今回やっとスクリーンで観ることが出来ました。1953年製作。森鴎外原作、豊田四郎監督作品。
明治末期の東京の下町に住むお玉は、飴売りの父…
デコちゃんも素晴らしいが、同時に浦辺粂子も素晴らしい。白粉塗るためはだける胸元VS寝崩れて露わになる古女房の乳首。同じ傘クルクル真上からのカメラ、夜の霧、雨の夜、飯田蝶子の出入りする路地に坂道、三浦…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
高峰秀子はいいなぁ~~。
明治の大文豪・森鷗外の描くザ・文芸映画という世界観もいい。
当時の男女観、恋愛観、職業観……等などがよくわかる。
高利貸しは、どんなに金を稼いでも、卑しい商売として蔑まれ…