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「バグジー」に投稿された感想・評価

Marilyn

Marilynの感想・評価

3.4
ラスベガスを作った男、ベンジャミン・シーゲルの半生とその恋人バージニアとの恋愛を描いた話。
ゴッドファーザーに出てくるモーグリーンのモデルになった人物と聞いて見てみました。

ベンがキレやすく、ブチ切れたら手に負えないところが見ててイライラしました。
バージニアも同じぐらい気性が荒く、すぐ喧嘩別れしてはヨリを戻す10代のカップルを見てるようでした笑
結局不倫だし全然憧れないけど、この二人が恋に落ちるシーンの描写は素敵でした。

何もなかった荒野を見て、ここにホテルを建てようと思い付くのが凄い!
フラミンゴホテル、ちょっと行ってみたくなりました。
よ

よの感想・評価

3.4
マフィア映画によく出てくる人が今作にも出てて嬉しい。繋がってきたら面白いわね。

純愛なのか、カス男なのか、メンヘラなのか、それは紙一重。てかマフィア映画の感想がなんでこれやねん。
ラスベガスを作った男の話。ラスベガスってもっと昔にできたと思っていたので、意外だった。

さてこの映画の見どころはなんといっても主人公ベン・シーゲルを演じたウォーレン・ベイティの怪演ではないだろうか。冷静に話していたかと思えば突然手がつけられないほどにブチギレ、死ぬことなどまったく怖くないという態度で相手を脅す。「ムッソリーニを俺が暗殺する」と息巻き、正気を疑われる。でも妻には離婚を切り出せず、娘には優しい。なんらかの精神的疾患にかかってるんじゃないの?と思うほど極端な性格で、はっきり言って絶対に関わりたくないタイプである。実際のシーゲルがこんな感じだったのかはわからないが、ベイティの演技が見事すぎて「本当に嫌だこの人!」と思わされてしまう。

そしてアネット・ベニングが演じた(当たり前だけどめっちゃ若い)愛人バージニアもたいがいのキチガイだ。やはり一度キレると見境がない。そして強烈な野心家でもある。しかしだからこそベンと気が合ったのだろう。ちなみにベイティとベニングはこの映画がきっかけで結婚している(21歳差)。

なおシーゲルの物語はゴダールも映画化を考えており、脚本を書いてデ・ニーロとダイアン・キートンを配役する予定だったが、キートンが興味を失ったためポシャった。

それにしても本人があれほど嫌がっていた「バグジー」という名前がタイトルになってるのが、ちょっと興味深いですね。
金持ちで、家庭を持ちながら女性にモテて、ファシストを憎み、フロンティア精神で壮大な夢に突き進むというのはいかにもアメリカ人が好きそうな話だと思う。ただ一見紳士的で快活な彼も、1人の美女にうつつを抜かし、ひとたびキレると手に負えなくなる描写を入れていたのが人間らしく、アメリカ的神話を脱していて良かった。
バグジーに当たる照明のバリエーションが豊か。停電で赤くなる場面は怖かった。
rumrum

rumrumの感想・評価

2.9
面白かった。
ただウォーレンなんとかさんが昔の2枚目過ぎて顔が認識出来なかった。
ハーヴェイカイテルは良かった。
これはアメリカに存在したベンジャミン・シーゲルというマフィアの一人の人間の伝記映画で、ラスベガスの街を作った発起人としてアメリカでは歴史上の偉大な人間の一人。さて本編、ウォーレン・ベイティがむさ苦しい、絶対に隣にこんな奴いたらイヤだな~と思わせるに十分な演技を披露してくれ、何だか本人にピッタリな演技。でも逆に、時々それが無性にスカッとさせてくれたりもする。期待はしていなかったけど、ギャング映画としてなかなかの緊張感だった。結局41歳で殺害されたんだけど、まあアレでは遅かれ早かれそうなるよな~という感じで、日本の戦国武将にも似たようなのがいたような気がするな。裏を返せば実業家ってのはあれだけスカッとした実行力が必要なんでしょうなぁ~。
ただ疑問なのは、女にあれだけ入れ込むマフィアって成功しないのでは?愛妻家とか割り切った付き合い限定ならわかるけど、女に気持ちが入っちゃうと基本男ってアカン仕事しかできなくなってしまうような気がするのだが。。。
マフィア映画のランキングではわりと上位にランクされる本作。
男女関係に焦点を当てたせいか少々テンポは悪いが、バグジーに扮したベイティのクレイジーかつ純真な演技は面白い。
マフィア映画ではロマンスよりドンパチを見たいんだよね。
マフィア映画の中でも衝動的。その衝動性は子供のように純粋で、それゆえにどこか憎めない人間として案外人望もある。影を使ったシーン等、素晴らしいカットも観られる。愛した者を信じ続ける様を、滑稽に撮り続けて、ラスト。バグジーの美しい人生、良い映画です。
超が付くほどの浪費家、癇癪持ちで、女好き、そして果てしない夢想家である"バグジー"ことベンジャミン・シーゲル。

本当に欠点の多い人だけど、愚直にロマンを追う姿がどうしても魅力的。
実話なので、その行動の先にあるものは、わかっているのだが・・。

そもそも半世紀前ほど、ラスベガスが何もない荒野だったことが驚き。数十年であそこまでになるのかと。
(てかやっぱりマフィアが作った街なんだ)

一番驚いたのはミッキー・コーエンが出てきたことだがw。「LAギャングストーリー」に続いて偶然1日に2回も出会ってしまった。描かれ方によって実在の人物でも、こうも変わるものなのかぁ。。
ラスベガスをカジノの街として成立させることに一役を買ったギャング、バグジーと呼ばれた男、ベンジャミン・シーゲルをモデルとした作品。その彼にウォーレン・ベイティ、彼の愛人役にこの共演がきっかけ?となって翌年結婚することとなるアネット・ベニング、彼らの周りにいるギャングをハーヴェイ・カイテルとベン・キングズレーがそれぞれ演じる。そして監督には『レインマン』などで知られるバリー・レヴィンソン。そして、音楽をエンニオ・モリコーネが担当する。映画好きならこのキャストだけでも観たくなる。ところで、このバグジーがキレたら何をするかわからない危険な人物だった。殺人を犯し逮捕され釈放された後に目を付けた名前は変わっているようだが現存するカジノホテル、フラミンゴホテルの建設による金銭問題やホテルのしくじりにより待っていたのは...。役者達の演技が良く、音楽も洒落ていて良かった。特にドラマティックな展開はなかったように思うがなかなか見応えはあったな。
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