武士道残酷物語の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『武士道残酷物語』に投稿された感想・評価

三つ子の魂、七代まで。封建制モンド映画。
4代目のエピソードが特に残虐だが、時代を明治に移した5代目も強烈。
新時代になり、かつては美学とされた忠義も「社会適応力がない」と評されるような古びた概念に…

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mihiro

mihiroの感想・評価

3.1
原作は『シグルイ』の南條範夫。現代の刺激に慣れた眼にはさほど「残酷」でもなく、後半からは冗長さを覚える。ただ、批判的な視点から侍とサラリーマンを類推する点は偉い。
三樹夫

三樹夫の感想・評価

3.8

昭和38年、建設会社の営業社員である主人公の婚約者が服毒自殺を図った。彼は以前読んだ先祖代々の日誌に記されていた先祖が体験したいくつかの残酷な物語を思い出す。この映画は慶長15年から昭和38年までの…

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もえ

もえの感想・評価

3.8

それが武士道なのか。愛する人を犠牲にしても守るべきものなのか。

幕府だろうが会社だろうが、いかなる時代も使命を与えてくれるその概念なるものに忠誠を誓う精神の無垢さが、まさに残酷。

上の指示や命令…

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まるでジャニーズ事件を彷彿とさせる主従関係を押し付けてのパワハラが、人権どころか命まで翻弄される封建的な専制主義の歪みだらけの人間社会の話。

今現在でも中国やロシアのみならず、160カ国以上の世界…

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奇妙な作品。7代にわたって演じるとは。最後はサラリーマンの悲哀の話になる。
現代に近づけば近づくほど主人公に腹立ってくる。けど萬谷錦之介は最高に色気があっていい。
各時代のさぁ次は何が出てくるんだ感は面白かった。

す日東建設の営業部員・飯倉進(萬屋錦之介)は、婚約者の人見杏子(三田佳子)が自殺を図ったと知らされた。
彼はかつて読んだ、先祖の日記に記された残酷な話を思い出す。それは、関ケ原戦後浪々の身であった飯…

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pier

pierの感想・評価

3.4

婚約者が自殺を図った会社員の板倉。
板倉家の日記を遡ると、理不尽な死を遂げた先祖たちがいた。
萬屋錦之介の一人七役。
慶長から昭和までの7つの時代が描かれるせいか、その都度集中力が途切れる。
君主の…

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代々続くサラリーマンの悲哀というか、残酷な悲劇。

これが武士道というなら自分は持たなくて良いです。と思った。

2023-405
Jun-60
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