1963年製作の中村錦之助31歳のときの作品である。この作品で中村錦之助はその才能をいかんなく発揮して10代の少年から50代の老人までを違和感なく見事に演じている。時代劇なのに救急車のサイレンという…
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戦国時代から江戸、明治、太平洋戦争そして現代まで続く飯倉家7代は各時代の残酷な封建社会の忠義に従順するも不条理な主君の沙汰に飯倉家の当主の命を代償に現代まで存えてきた。
飯倉家代々の日記をもと…
海外のインテリどもにはウケたんだろうねー。
日本人の自分としてはこの映画のちょっと見方がわからん。。
黛先生の音楽も、ダサいのかカッコいいのかわからん笑
錦ちゃんの”演技”も上手いのか大根なのかよ…
映画で考える日本人の自殺。
主人公は恋人の自殺をきっかけに、先祖の日誌に記述されていた様々なことを思い出す。それは、日本人がいかに自殺と隣接した生活を送っていたかを示す内容であった。映画はオムニバ…
建設会社の社員である飯倉(中村錦之助)は、ライバル会社の秘書かつ自身の婚約者である杏子が自殺未遂で運び込まれたと聞き、慌てて病院に駆けつける。彼女の行動は会社同士のしがらみに巻き込まれてしまったこと…
>>続きを読む第13回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した今井正監督の力作。
遡った時代を駆け上がる。7代にも渡って数奇な運命を辿る先祖。そうはなるまいと残酷な運命に逆らおうとする男。
何役も演じ分ける中村錦之助…
武士道を美しいものとして称賛するものが多い中、己を殺し主君に仕える虚しさをあぶり出した武士道の不条理物語で、とても面白かった。滅私奉公が美徳とされてきた今までの時代がいかにおかしなものであるか、戦国…
>>続きを読む◯第13回ベルリン映画祭金熊賞受賞作。日本では『千と千尋』と本作のみが受賞している。
◯「忠義」の二文字に支配されていた日本社会。飯倉家七代を萬谷錦之介が七役演じる。もう価値観が全然分からない。殿…
【第13回ベルリン映画祭 金熊賞】
今井正監督の中では断トツで好きかも。中村錦之助が7代にわたる飯村家の当主を演じ、ベルリン映画祭の金熊賞を受賞、国内でもキネ旬ベストテンで第5位に入っている。
昔…