家族の反対を押し切って結婚、東京から大阪にやってきた夫婦が生活に苦しんだりすれ違ったりするお話。
おなじ監督・原作コンビ(成瀬巳喜男と林芙美子)のものとしてはサッパリだった「浮雲」より本作のほ…
この映画を「あの時代」として見てしまうと身も蓋もない。
夫の鈍さにイラッとくるが、実直で人間性としては嫌いではない。妻は芯の強さと他人の苦境を悲しむような慈悲深さも併せ持つ。
名優二人の感情表現が素…
このレビューはネタバレを含みます
2026年2月、録画視聴。
周りの人に「幸せな奥さん」と言われて、物憂げな表情。困り眉が綺麗だなぁ。ヒソヒソと「気楽でいいね」と噂された近所の2号さんの方がゆったりして余裕がありそうに見える。独身…
じわーと面白いなぁ、と思えてきた。
小津安二郎と成瀬巳喜男は日本の映画黄金期を支えた同世代(松竹蒲田出身)の巨匠だそうな。小津安二郎は代表作とされる「東京物語」だけ観たことがあって、成瀬巳喜男監督…
観光する場面で近所の昔風景が見られてテンション上がった。
演技とストーリーで魅せてくれるこの時代の映画はやっぱりいいね。なんてことない生活を映しているだけなのに心が動かされる。
「めし」よりもビール…
東京に戻った後、働く選択をしようとするが、結局は迎えに来た旦那と店でビール飲みながら長屋に帰る選択をする。シングルマザーの知人があくせく働く様を見た時の憐れみとも絶望とも言えぬ微妙な表情がこの映画の…
>>続きを読む大阪に暮らす初之輔(上原謙)と三千代(原節子)夫婦は結婚から5年が経ち、倦怠期を迎えていた。初之輔の姪の里子(島崎雪子)が家出をしてやってくるが、楽しそうな夫と里子の姿に苛立ちを覚え、ついに三千代は…
>>続きを読む