このレビューはネタバレを含みます
結婚しようとする息子を誰にも渡したくなくて自ら出征させた母親。
息子は求婚中の恋人が子を宿していることを出征直前に知ったが、出征を取りやめることは叶わず。
息子は戦死し、母親は10年間心にもやを抱え…
このレビューはネタバレを含みます
人の営みの儚さと愛しさよ…
射的屋での母親の誤発弾は、なんのロマンスもない息子さんの最期をなんとなく想像した
最高の反戦映画
頑固ばあちゃんが最後に見せた本音「あなたは違う。まだ間に合う。」
…
冒頭の水面、車窓から花束を受け取る顔を見せないショット、タクシーの乗車賃で揉めるのを見物する野次馬たちを縦横に見渡すカメラ、干し草祭りの祝祭感、立ち並ぶ十字架の中をゆっくり移動するショット、犬のスー…
>>続きを読むカメラを正面から見つめたショットに真実が宿る。序盤が特にいい。干し草祭りの多幸感も素晴らしい。母がジムとメアリーの汽車の場面を想像して懺悔したように受け取れるが、彼女はそれを実際には観ていないはずだ…
>>続きを読むジョン・フォードの代表作のひとつだと思う。いわゆる「毒親」な母の愚かなる数々の言動と、その苛烈さに比べあまりにあっさりしている改心ぶりが腑に落ちない人も多いとは思うが私はかなり感動した。なんというか…
>>続きを読む優しさと厳しさ。
悲しみと喜び。
怒りに後悔に、、、。笑顔もあって。
人間ドラマの中に、この作品の内容にはそぐわなそうなユーモアも絶妙に織り交ぜられ、主人公のおばちゃんにのっかって一気に最後まで。…
ワケわからんくらい良い。今年初見の旧作ベスト間違いない。積み重ねられていく扉の開閉/正面構図が感情や思惑の推移を表象する。
恋人を乗せて発進していく列車の方は全く見せず、それを見送るヒロインの表情…