このレビューはネタバレを含みます
砂浜で行き倒れて記憶を失っている女(山口)を旧家のやもめ主人(池辺)が自宅療養させているうちに好きになり情交重ねる姿を見た1人娘(荻野目)が殺意を抱くようになるというお話。見も知らぬ女を匿うように自…
>>続きを読むめっちゃ若い荻野目慶子のデビュー作。(そして泉谷しげるもめっちゃ若い)
そこそこ良い場面もいくつかあったんだけど、内容に2時間かける必要性というか魅力があまり感じられなかったし、展開もそこそこ怠い…
「海潮音」
冒頭、海鳴りが響き渡る旧家。北陸の海沿いの寂れた漁港の町。思春期を迎える十五歳の少女、記憶喪失の女、祖母との三人暮し、隠蔽、曇った空と海、情事の目撃、怒り、寂しさ。今、父親の猟銃を淫ら…
面白かった。この橋浦監督という人は、abnormalという言葉は嫌だしどう言えばいいのかわからないが、いびつな感じの人間関係とかを描こうとした人なのではないだろうか。
そして何より、まだこの時点では…
ひたすら重くて暗い。多くの原因は池部良演ずる父親のせいな訳であるが、その反面、泉谷しげるの男前感が凄い。記憶喪失の女と云うトンデモ爆弾の出現により何となく保っていた家庭内バランスが見事に崩壊する。心…
>>続きを読む公開時はまだフォーク・シンガーのイメージが強かった泉谷しげるが、脇役ながら良い芝居をしているので驚いた作品。
荻野目慶子や池部良とキャストは揃っているけれど、肝心のお話はピンとこなかった。
そもそも…
荻野目慶子の存在感と、山口果林の存在感とがぶつかるようにそれぞれの色を見せる。
日本海に面した田舎町の旧家が舞台。
記憶喪失の女と旧家の少女の、一瞬の交錯した時間帯。
町と家自体の、閉塞した中に…
泉谷さんもっと絡むと思ったけど、終盤でフェードアウト。結局、記憶喪失の女性は謎のままでもやもやが残る。背景や、設定が面白そうだっただけに全部描き切ったらと想像すると、出来上がりが勿体無いなと思えてし…
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