本作は『マイ・ブラザー』という作品でハリウッドリメイクされています。リメイク版は観てません。
スサンネ・ビア監督の作品は初めて観ましたが、とりあえずリアルな演技と空気感に圧倒されます。
20年前…
愛していたから生きたのに。
それなのに、幸せが憎い。優しさが辛い。
涙も流れず叫ぶことしか出来ない。そんな自分が、ただただ大嫌い。
悲しみを慰め合うことが、こんなにも苦しいなんて。
ほぼ夫の視点で…
よくある死んだ兄の弟と恋愛関係になってしまう的な展開じゃなく、お互いを思いやって支えて一線は越えそうで越えない微妙な関係が良かった。実は兄は生きてるというシーンを序盤で入れるのは、サプライズ展開にせ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
リメイク版の「マイ・ブラザー」を先に観ています。こちらは画面の縁が暗くてドキュメンタリータッチな映像。
兄弟格差、カインコンプレックスについては「エデンの東」「スタンド・バイ・ミー」を彷彿とさせる…
人生の伴侶は《笑いのツボが同じ人》か《経済力のあるエリート》か? 正解は無いが、戦争の苦痛が人格を狂わせるのは事実なのかも知れない。
コニー・ニールセンとニコライ・リー・コスや全ての俳優が良くて、ふ…
面白かったです。
ネタバレになるので何も書けませんが、観たことあるような気がするなぁ、と思っていたら、例のあの作品が本作のリメイクなんですね。
前情報ゼロで観たので、開始数分の衝撃展開には度肝を…
冒頭の作中曲から切なくて
黒煙が衝撃的なこの作品。
掘り下げの浅さが気になるも
細かな描写が多く使われ
粗さ浅さにも納得の許容。
全員の我慢が積み重なり
ラストシーンで溢れる瞬間が凄い。
あの瞬…
大きく崩壊しているところもないし、すごく描き込まれているシーンが多くあるしクオリティーもいいんだけど数点ものすごく雑さというか、安易さというか、そういうのを感じるシーンが散見されるのでちょくちょく引…
>>続きを読むシネカノン有楽町2丁目にて鑑賞
これほどに辛く悲しい出来事はあるだろうか
戦争に限らず過去の出来事がフラッシュバックして生きづらさを感じてる人が一定数いる人たちへ、またはその周りの人たちへ伝わるも…