里山の小学校、腕白な子どもたちの全力疾走。ジャン・ヴィゴやトリュフォーの映画と同じく、全力。
先生役のケニー・ビーは柴田恭兵(もしくはユン・ピョウ)似。
川で密漁している(密漁せざるを得ない)お父さ…
画面いっぱいに広がる緑のカットから、少年たちのカットへ。3カットで傑作の予感がする。ユーモアのセンスも素晴らしい。背中に虫をいれられて教室から脱出→時間経過のカット→授業をする先生の横で立たされるの…
>>続きを読む劇的なドラマは起こり得なくとも、日常を丹念に見つめればエモーショナルは偏在する。DVDの裏に書いてあった文言だけれど本当に侯孝賢の初期作品ってそうだよな
どうしても非日常的な出来事を期待し過ぎてしま…
再見。超絶大傑作。どこを切り取っても奇跡のような瞬間しか収まってない。子供も大人も瞬間を生き青春を謳歌し何か問題が起きてもみんなが奔走し解決する。子供を中心に人、物、自然へと伝播する運動の瑞々しさと…
>>続きを読む「風が散る」ほどの突き抜けたバカバカしさはないけれど、電車を追いかけて走りまくる子供たちのはじまりと終わりでもう胸いっぱい。そして検便。村の人々のそれぞれの境遇やちょっとした問題ありーのイザコザあり…
>>続きを読む矢張り侯孝賢はバカバカしくも素晴らしいカットの連鎖で映画を撮っていた初期が圧倒的に好きだ。
ロクでもない犯罪おかす親父の背中を見て田舎から抜け出そうとする少年の小さな身体に号泣する。我儘なガールフレ…