風が踊るの作品情報・感想・評価

「風が踊る」に投稿された感想・評価

HHHの映画作品というよりは、80年代のトレンディドラマを90分の尺にしているような作品。冒頭に映画内撮影をしているのはキアロスタミよりも早くそれをやっていたという点で興味深いが、内容はいかにもどうでもよく薄い。そのどうでもよさがある意味魅力として機能している部分はあるとは思うが。ラストも80年代の邦ドラマによくあるやつ。
ひる

ひるの感想・評価

4.0
シャオシェン、すでにメタ映画をやっておったというのか…。メロドラマと空港といえば出発を引き止める話だけど、これは寧ろ出発を見送ることが恋愛の成熟へと繋がっていて良い。

このレビューはネタバレを含みます

前作『ステキな彼女』に引き続き、フォン・フェイフェイとケニー・ビー、アンソニー・チェンの三人が共演している。内容も上質なメロドラマという感じで非常に良かった。三人の共演作品がこの2作だけというのは少し悲しい。特に気に入っているのは、ビーとチェンが出会って話し始めるシーンだ。前作の彼女を置き去りにしてまで意気投合した二人であったが、今作もどこかその湧き出るような友情の片りんが垣間見える気がした。特にチェンが演じる人間の包容力みたいなのが表情から溢れている。その分彼の作品での立場というのが少し不憫な気もする。ただ、一人の女性をめぐって愛が交錯するということもなく、チェン自身もどこか納得しているような印象を受けて安堵している自分がいる。
通常版で鑑賞したが、画面が終始点滅しているようなノイズがあった。現在デジタルリマスター版が公開されているということなので、是非とも再鑑賞したい。
T

Tの感想・評価

3.9

初の侯孝賢

冒頭の映画内映画から
これ好きだな感

賑やかな歌謡曲とか
ズームアップとか
アフレコ感強めの台詞とか
ちょいダサなポイントがツボ

主人公の衣装も基本可愛かったし
冒頭の島での退廃的な街並みと
派手な発色の衣装との
対比なんかも綺麗で印象的だった

軽く観れて良いタイプの、です
女性カメラマンと事故で視力を失った青年のラブストーリー。

何でもない日常がそのままに描かれるのだが、全編に渡って軽快な歌がバックに流れているせいか、何とも言えない幸福感がある。

喉かな風景やフィルムの質感が、郷愁を誘う作品。
侯孝賢初期の作品。
トレンディ女優を使って、作品中には10回くらい流行音楽がかかる。
女優も音楽も宣伝要素が多いのだろう。

侯孝賢でなくても撮れたように思われる。ところどころ長回しのシーンは面白い。
人物を深く掘り下げて撮影する作品にはなっていない。
び

びの感想・評価

4.7
傑作〜〜。トンネルの入口と出口でちがう角度から撮影しているものだから、盲目(だった)青年が重力に逆らってるのかと思って一瞬ドキッとした。僕もかくれんぼ混ざて。腕組みラストの多幸感ヤバい。ヒロインの行動は終始キツいけど。

このレビューはネタバレを含みます


立ちジョンベン&牛の糞爆発、のオープニングからは考えられないただただ美しい恋愛物語。

こんなに美しいだけの映画が存在するのか、、多分シーンの切り取り方が匠なんだろうな、一歩間違えたらつまらなそうな所がちっともつまらなくなかった。

エンディングが最高。

キュンが、溢れた。

撮影現場のスチールカメラマンだったり、小学校の臨時教員だったり、都会だったっり田舎だったり、自由がいっぱいあった。
気持ちよかった。


この女、いい感じの男がいるのにそんな事して良いのかよ?って思ってたけど、なんかどうでも良くなった。
自由って事か。

最高でした。
Taro

Taroの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

極初期作品だからなんだろうけど、後年の侯孝賢の良さがなくて、ほんとに非情城市や風櫃の少年と同じ人が作ったのかとびっくりする
OKWR

OKWRの感想・評価

-
『台北ストーリー』と『冬冬の夏休み』のいいとこ取りみたいな、都会と田舎を嫌味なく対比して見せる映画。
ちょっと鳴りすぎな陽気な劇伴も当時の空気感を体感する意味で貴重かと。
成り行きで付き合っている同僚と、仕事先でたまたま出会った目の見えなくなった男性のアプローチに揺れる女性が主人公で、時代的なテキトーさも相まって気ままに振る舞う姿が軽やかでよかった。
中盤、学校で壁を塗るエピソードが好き。
見に行ったらレストアしたイマジカさんの話もたまたま聞けてよかったです。
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