19世紀末のパリが舞台。社交界の花形の将軍の妻(マダム・ド…で名前まで明かされない)は浪費癖の借金返済のため夫から贈られたイヤリングを宝石商に売ってしまう。そしてダンスを踊ったイタリアの外交官と恋に…
>>続きを読む貴婦人にとってはダイヤの耳飾りは愛情のない夫からの贈り物だと借金の返済に当てちゃう唯の金目のモノでしかないが、恋する男爵からの贈り物だと掛け替えの無い愛情の印となる。
耳飾りが恋の変転の狂言回しとな…
前半は登場人物たちの心情が描かれておらず、軽やかなカメラワークにも軽薄な印象を受けてしまったが、ダンスシーンを転換点として、後半になると畳み掛けるようなメロドラマとなる。
前半後半で対の関係を成す。…
カメラ(の動き)を止めるな!
シャルル・ボワイエとヴィットリオ・デ・シーのおっさん二人が、余裕をかましながら、実はマジで恋狂いしている展開の面白さ。そして、おっさんたちの争いの原因となるダニエル・ダ…