ダルデンヌ作品にハマっている。
「少年と自転車」よりもこっちの方が好きだった。
はじめソニアをどこかでみたことがあると思ったが、「タイピスト」の子だと、開始5分で気づく。
薄化粧であの作品の時とは…
ソニアだけが大人でした。
私だったらこんなに救いようのないクズに手を差し伸べられない。
一杯のコーヒーにとてつもない優しさを感じた。
また一人の人生を目の当たりにしたなと言う気持ちになるダルデンヌ…
ロルナの祈りの次に好きなダルデンヌ兄弟の作品。
こっちの方が有名かな?
パルムドールとったので。
根なし草な生活をしている若いカップルに子供が産まれて
男の子の方がお金欲しさに赤ちゃんを売ってし…
ダルデンヌ兄弟作『ある子供』。初見。
なるほど、そう来たか。
タイトルは作中の赤ん坊ではなく、主人公の若い男を指すのですね。
彼は本当に子供。クソガキ。
かわいい恋人が彼の子を妊娠し入院してる時も…
このレビューはネタバレを含みます
盗みでその日暮らし、挙句に自らの子供を売り飛ばすほど、道徳観に欠ける不完全な大人となった主人公。クズすぎる行動が伴う結果を全く予知できず、彼女に軽蔑されても尚、母性に飢え、彼女に寄生する。
母親との…
「ある子供」タイトルのセンスが好きですね。
子供だったのは自分だった、何もわからずただテキトーにその日暮らし。しかし人を知ることで大人になっていく。
良いじゃないですか!
遥か昔からある「大人」問題…
恋人に寄生する主人公が息子を売り飛ばし恋人から軽蔑をくらい、行き場がなく犯罪を犯す。それでも自らを支えてくれる恋人の姿勢から自分に欠如していた愛情が修復されていく映画。
教育映画としての意味合い…