突然町の広場に現れたカスパーは、まるで異世界から迷い込んだ少年だった。口をついて出るのは祈祷書の言葉だけで、「カスパー・ハウザー」としか名乗れない彼の姿に、初めて見た時から胸が詰まった。
でもヘルツ…
【鑑賞メモ】
波打つ草原。
窓辺の小鳥。
暗い鏡のような水面。
少し翳りのある色彩が、物語の世界観を引き立てる良いエッセンスになっている。
カスパーの放つ言葉がいちいち的を射てて痛快だった。
女…
とてもとても好きな映画だった。なぜこんなに好きだったんだろう。カスパー・ハウザーという実在の人物のことを知りたくて、調べ物の感覚で観てみたら、映画としてすごく好きだった。鑑賞した後、忘れられなくて1…
>>続きを読む大好きな映画
カスパーに初めて感情が生まれた瞬間とか泣ける
彼はあまりにも純粋で人の世で暮らすには清すぎた感じがある
ブルジョワのくだらないパーティやインテリのつまらない話をバサバサ切っていくカスパ…
神に知りたいことを一つ教えてくれるなら選びたい候補であるカスパーハウザーの生涯を題材にした映画
事実は小説より奇なりって言葉の通りどんな小説よりも奇妙な話だと思う
映画としてもカスパーハウザーの…