14歳から10年間昏睡状態で目覚めたら24歳だった青年を描いた黒沢清監督作品。10年間を失った訳だが、それを絶望する訳でもなくまだ夢の中にいる様な感覚の主人公の描き方や、環境の白昼夢感がすばらしい。…
>>続きを読むヴェーラ黒沢清特集上映『カリスマ』と二本立て。10年間の昏睡状態から目覚めた24歳の男、豊を西島秀俊が演じている。自分は何も失っていないとあっけらかんとした表情や口調で言ってのけるのが印象的。見た目…
>>続きを読む10年間眠り続けて、ある日、目を覚ました豊は、意外なほどに「24歳の自分」という現実に抗うこともしなかった。そこに馴染んだ、とは言いがたい。何を問われても、「ん」とか「んー」としか答えずにいる彼は、…
>>続きを読む気が付いたら突然大人になっていて、突然強く生きることを求められて、途方に暮れてしまう。豊のような出来事がなくて普通に生きてきていても、自分はそう感じるときがある。人間に生まれたからには、そのように生…
>>続きを読む事故で10年間昏睡状態だった吉井豊は24歳になっていた(西島秀俊)
目を覚ますと両親は離婚、知り合いの藤井(役所広司)の元に引き取られる…
西島秀俊大好きな私はこの映画がどこかで観れるのを心待ちに…
14歳で交通事故に遇って以来昏睡状態だった男の子が10年ぶりに意識を取り戻してみるというお話。10年の間に家族は離散。病院に迎えに来たのは父の友人。加害者のおじさんには逆恨みされて。それでも14歳の…
>>続きを読む