木下惠介×高峰秀子 初作品
国産初の総天然色映画
まずこの2点だけでも作品としての価値があると思いました。
当時、相当な明るさがないと
カラーフィルムに撮影できない事から、オール屋外ロケになっ…
ストリップは芸術だ!芸術を田舎の人間に教えてやろう、と上から目線のカルメンと、んなこといいから裸見せろ裸見せてくれるなら芸術だと言ってやるっていう田舎の男の溝がすごい。
お互いにお互いをバカだと見…
日本初のカラー映画にして、何をもって芸術かという問いや芸術の意義に迫るようなテーマを忍ばせながらも、誰でも楽しめる喜劇として描ききっていてすげえ。彼女たち(たぶんリリィだけだか)の信じる芸術は、町の…
>>続きを読む青い空に雲、馬、白樺、赤や黄色のワンピースと色が映え構図も絵のようで素敵。高峰秀子さんは唄もうまいんだなぁと。
ただ、踊りがあえてなのか中途半端だしシューベルトの未完成が合わない気がして私にはいまひ…
芸術を高尚なものと低俗なものに振り分けてその善し悪しを決めてしまうことがあるけれど、それってどうなの?っていう問いが聞こえてきそうな木下恵介映画。
本邦初の総天然色映画をあえて高尚なものにするので…
芸術家として東京で成功した家出娘カルメン(高峰秀子)が、友だちを引き連れて、ひさびさに故郷の村に帰ってくる。芸術家といっても、じつはストリッパーで、彼女たちの言動に村は大騒ぎになる、というコメディ。…
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