日本映画初のカラー作品がこの映画だという喜び。乙女を際立たせる艶やかな色の衣装をみているだけでも心が踊る。東京のストリッパー、カルメンとあけみ。二人の乙女とのどかな風景がマッチしとても美しい。ああ高…
>>続きを読むカルメンは、自分は芸術者だと信じ、父親は娘が頭が弱いからかわいそうに、と思いやる。校長は村のためにならない、と考え皆純粋。そんな理想の心の持ち主ばかりが描かれていた。
未だに木下惠介作品の特徴はつか…
1951年、日本初のカラー作品。当時は総天然色と呼ばれたもの。松竹30周年記念のかなりチカラの入った作品と位置付けられるでしょうが、にしては脚本が中途半端という印象。カルメン達、そしてカルメンの「芸…
>>続きを読む東京でストリッパーとして働き、すっかり変わってしまったおきん(源氏名カルメン)が、仲間を連れて故郷へ錦を飾りにやってくる。
大自然と田舎者とストリッパーという斬新な組み合わせの化学反応が楽しい。
初…
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