ベルサイユの子の作品情報・感想・評価

「ベルサイユの子」に投稿された感想・評価

パリの街をさまよった末、ベルサイユ宮殿近くの森にたどり着いたホームレスの母子。
二人は社会からはみ出て生きるダミアン(ギョーム・ドパルデュー)と出会うが、母親は5歳のエンゾ(マックス・ベセット・ドゥ・マルグレーヴ)を置いて姿を消す。予期せぬ事態に困惑するダミアンだったが、生活を共にするうちに親子のような情愛が芽生えていく。

内容は、あらすじ、パッケージ、予告編からイメージしていた通り。
子供エンゾの、瞳と表情が愛らしくて魅せられる。ホームレスだがダミアンの、ワイルドでセクシーな風貌。
実際にこういうホームレスの社会問題があるらしくて、映画は社会システム内とホームレスを行き来する構造なので、1つの視点ではない所が良かったです。
ギョームドパリュデューめっちゃかっこよくなってるやん!好き!と思ったら死んでた。悲しい。
柊

柊の感想・評価

2.8
ギョームをスクリーンで観た最後の作品。世界の観光スポットの周囲に広がる森にあんな風にホームレスの世界が広がっているとは。華やかな世界と正反対の世界。ギョームの人生もそんな感じだったのかな。
Gomez

Gomezの感想・評価

2.0
失業者の母に一時的に捨てられた子を世話していくうちに働く気になるホームレスの仮の父

【GOOD】
子役の子が可愛い

【BAD】
結局なにを伝えたかったのかが解らない映画。
ホームレスの貧しさを表現するにも、上辺だけさらっと撫でられている程度で共感するのは難しく、母と仮の父がこの子をどれだけ愛しているかとか詳細が伝わってこないので、そこに対する感動も無い。

ラスト急に子供が成長してしまっていて、急いで終わってしまった感満載だし母との再開も結局子供の顔が映し出されないのでモヤモヤ感。中盤も母を恋しがるのは森の小屋に戻りたいって所ぐらいにしか感じられず、子供の感情が読み取れないので、こちらも共感しずらい。
ひろ

ひろの感想・評価

3.6
フランスを代表する俳優であるジェラール・ドパルデューを父に持ち、波乱に満ちた人生を送り、2008年に37歳の若さでこの世を去った俳優ギョーム・ドパルデューの遺作となったフランス映画

世界的にも高い失業率のフランスで、職もなくホームレスとして生きる人達。

世界遺産の美しいベルサイユ宮殿を囲む森には、実際にたくさんのホームレスが暮らしているらしい。
現代社会の光と闇を描いた考えさせられる作品

エンゾ役のマックス・ベセット・ド・マルグレーヴくんが可愛すぎ
お母さんいなくなったり、知らないおじさんと暮らしたりするのに、エンゾは泣かない。
そんな健気なエンゾを見てるだけでほっこりします。
この子は俳優としてのこれからも楽しみだね

ダミアン役のギョーム・ドパルデューが、この映画の後で急性肺炎で亡くなったのは悲しい

偉大な父親との確執。
劇中でも足を引きずってたけど、バイク事故の後で院内感染で片足を切断して義足になっていた。

そんな波瀾万丈の人生を生きた俳優だからこそ演技が素晴らしい。

上っ面の演技じゃなくて、演技に説得力がある。

レオス・カラックス監督の「ポーラX」でも鬼気迫る演技を見せてたし、これからも楽しみな俳優だったから残念で仕方ない。

子役と俳優はよかったけど、終わりの方のストーリー展開がちょっとぎゅっとしすぎな気がしたかな

フランス映画ってはっきりくっきり終わるの少ないし、まあ仕方ないな
skgc

skgcの感想・評価

3.8
失業に見舞われてしまった人はなんらかの被害者だと思うし、踏みにじられてきたんだと思う。
けど、それにしてはラストが微妙だった。
踏みにじられて、でも生きて、生き抜いてきた人たちの人生やそれまでの時間を、無駄にされた感じがした。
ラストの後はどうなったのかわからないけど、どこかが円満になれば、どこかでは悲しみに暮れる人がいる。そんな結末を予想しちゃったかな。

序盤から終盤まで、ずっと良かった。強くなくとも、じわじわ訴えかけてくるものがあって、めちゃ良かった。
だから、なおさら終わり方が残念だったな。
評価が低いのも、ラストのせいなのかな。

作中のセリフで「ルーム」とかぶるのがあった。子どもにとって安心を得る場所は、絶対の安全を保障された場所でもなく、壁があって屋根がある暖かい部屋でもない、清潔な服でも寝床でもない。
エンゾが言葉に出さず表情や雰囲気であらわしていた「手をつなぎたい」と思っているだろうシーンが印象に残ってるな。

主演のギョーム・ドパルデュー。めっちゃ男前で、今後彼の出演作を追おうと思ったら、これが遺作だった。
S

Sの感想・評価

3.7
2人の心の絆、親子以上の愛。寒くてもお腹が減っても手を握ってくれたらぼくは泣かない、、泣けます。
ぽん

ぽんの感想・評価

4.0
ストーリーはまあ、少し停滞していてクレイマークレイマーほどでは、と感じるけど、子が……。どんなにたくましくてもまだひとりでは行きられない、でもそんな目で見ないで…というくらいひとを信じきったまっすぐな目をしている。
Risa

Risaの感想・評価

4.6
フランスの貧困社会を描いた映画
渋い。

こんな低評価で良い訳ない映画。

ギョームドパルデューの渋さと、エンゾの天使の眼差し、ただ可愛いってもんじゃない。食いしばるような愛おしさ。
2012.3.18
今は亡きギョーム・ドパルデュー…
エンゾがひたすらかわいい!可愛すぎる!
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