この「トイレット」といい「めがね」(先日観たばかり)といい、荻上直子監督の映画の世界観は個性的だ。静かに淡々と物語が進み、セリフも多くはない。
おまけに(!?)「トイレット」は全編字幕である。異国で…
ゆったりほっこりするイメージが強い荻上作品だけれど、今作は意外とドタバタしている。なのに、やっぱりゆったりほっこりする。不思議。
家族の煩わしさも、表裏一体の頼もしさや温かさも、世間とのすれ違いも、…
もはや安定感しかない!
やっぱりはずさないなぁ。
ばーちゃんは「モーリー」しか声を発さなかったし、ほとんど感情表現もしなかったけど、だんだん通じ合っていく感じがゆるーく伝わってきて、ほっこりしました…
言葉も心も通じない異国のばーちゃんと、孫たち一人一人がそれぞれのきっかけでばーちゃんと少しずつ通じることが出来た。
ママのミシン。餃子とトイレ。エアギター。
引きこもり兄のピアノとスカートは最後に見…
(C)「トイレット」フィルムパートナーズ