記憶の代償の作品情報・感想・評価

「記憶の代償」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

マットデイモンのボーンシリーズの原型か。

記憶をなくした犯罪者が、自分の人となりを知っていく話です。面白い!!

リチャード・コンテが、いい人役であらわれて、それにすげー違和感を感じてたら、やっぱ最後悪人でワロタ。出てくる悪役が、占い師だのバーのオーナーだの、胡散臭い奴等ばかりで正にノワール! 素敵です。

ラストがすごく良くてね。
まず、主人公カップル二人の、画面外へのはけ方が、会話しながらエレベータに乗って消える(カメラはその場に維持して、刑事に向けられる)といったもので、あっさりしてて素晴らしい。最後は刑事の映画への言及で、まさかのメタ的視点。
住宅街といい波止場といい、撮影ノーバート・ブロダインによる夜の雰囲気が素晴らしい。
リチャード・コンテが出てきたから「あーやっぱり」感はあるが、マンキーウィッツは「探偵もの」でも安定感のある面白さ。ナンシー・ギルドって女優はローレン・バコールのような派手さはないけど、いい。