黒シリーズ最終作にして、個人的には最高傑作。
金と快楽にギラつく全登場人物、増村流のヨーロッパ的かつ救いのない展開。
新幹線開業&オリンピック開催という、一見希望の塊に見える1964年に、高度成…
2023/1/29
大映創立80周年記念企画「Road to the Masterpieces」で鑑賞。黒シリーズの11作目で最終作。登場する誰も彼もが腹黒い金の猛者で、見事なまでに善人がひとりも居…
1964年製作公開。原作梶山季之。脚色増村保造、白坂依志夫。監督増村保造 。
本作の藤由紀子という女優、いや俳優がクールビューティで、などと書いても性差別になってしまうのだろうか。男性、女性という…
岡山で不動産会社を経営する桔梗のもとに中江という男が現れ、工場建設のための用地買収の儲け話を持ち掛ける。桔梗は地主たちを説得して話をまとめ中江と契約することに。しかし、この儲け話には中江が仕組んだと…
>>続きを読むイタリア映画かフランス映画の雰囲気も有り、本当に面白く観ました。何といっても加藤大介の名演が素晴らしく、台詞の数々をこなしていきます、凄い。
主人公の田宮二郎も藤由希子も独特の演技が良かったですが、…
日本映画の黄金期の大量生産娯楽作品の一作という感じかなぁ(笑) では、悪いとか面白くないということではなく、ちゃんと娯楽の規格を満たしているので、予備知識がなくても、席に座って作品を観れば多くの人が…
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