このレビューはネタバレを含みます
巨匠フェリーニ自身の青春時代をノスタルジックに描いた作品。
前にウディ・アレンの「ラジオデイズ」を観た後に、某サイトのレビューで「「フェリーニのアマルコルド」のようだ」と書いてあるのを見てラジオデイ…
フェリーニ作品は、ニーノ・ロータの音楽とエネルギッシュなイタリア語の響きを聴くだけで、まず耳から喜んでしまう。
15歳の1年を描いたフェリーニの自伝的作品。春の訪れを告げる綿毛から始まり、深い霧、…
なんともヘンテコな映画だったけれど、観終わった後にこの肖像画を眺めるとすごく寂しい気持ちになった。
久しぶりに映画からの置き去りをうけた。
まさに、人生賛美。季節は巡り、何事も絶え間なく進んでゆく…