切腹間際の庭先で長くて重たい身の上話が始まったときは無限切腹編かと思ったが、語りが進むにつれて、これもまた(七人の侍と同じく)組織/ビジネス/政治の普遍的なありようを武士の世に移し替えて描き出す作品…
>>続きを読む現代よりはるかに家と誇りを重んじていた武家社会
上っ面だけの誇りに意味は無いと気付き始める人は居たかもしれない。だがそれを口にしたら今度は自分が切腹を命じられる
支える家も、金も、魂である刀すら持て…
"潔い"という概念がよく美談になることに頭を傾げていた自分のニーズにとても合った映画だった。
多様であるはずの人の価値観や人生を"武士道"という一つの概念に統制される歪さ。人間が生きる上で2次的な…
仲代達矢の演技が素晴らしい。丹波哲郎もいい。ひとつひとつのカットも鮮やか。シナリオも骨太でシンプル。それでいて展開が絶妙で飽きさせない。さすが橋本忍。
64年前の作品とは思えない。デジタル修復した…
個人的にずっと劇場で観たいと思っていた小林正樹監督の『切腹』。新文芸坐で鑑賞しました。
最後に観たのは、まだTSUTAYAレンタル全盛期の頃。「傑作らしい」と何気なく借りて、度肝を抜かれたのを今で…
語りから物語が展開しているとは思えないほど、息もできないような緊迫感に終始圧倒される。切腹という慣習を軸に、生物としての死と社会的な死の違いについて考えさせられた。家系や伝統の象徴である鎧の破壊や、…
>>続きを読む日本映画史上屈指の傑作。スクリーンでは初鑑賞になるが、何度見ても圧倒される。春日太一氏のトークショーつきでお得感あった。
最初に見たときの衝撃はいまだに忘れられないが、この仲代達矢が二十代っていうの…
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