2024/03/07
監督 中島貞夫
名取裕子
佐藤慶
"愛あってこそ、涙あってこその女。"
明治時代の京都、貧しい家庭に産まれ育ちながらも類まれな才能で、女流画家を目指す主人公津也が、男達に人…
座位分娩の産み紐をひく運動と、焔の髪の線を引く運動の連関、この演出に序の舞の全てが表れている。名取裕子にとって子供を産むことと絵を本分とすることは全くアイデンティティを確立するうえで重なっている。そ…
>>続きを読む追悼:中島貞夫。この辺りが脱げる女優最後の頃かもしれない。名取祐子は、これで一本立ちした印象がある。再見しながら、姉を水沢アキがやってたんだぁ。そして、どちらかというと岡田茉莉子映画なのだ。岡田茉莉…
>>続きを読むたすきにハチマキして一日がかりの千枚描き?みせつけてから人力車手配させてご馳走たべさせて風呂入ってる間にこれみといてって差し出される春画。度重なる性的搾取も絵を描きたい欲望の強さには及ばず、センスの…
>>続きを読む文芸大作の長尺だが、飽きさせない。
名取裕子の体当たり演技が素晴らしい❣️
難儀な明治の女流画家の男(師匠など)との関係がなんとも言えない。
女親子の人間愛と京都人の感情も迸る。
ラストは、起伏に富…
共感できるところもあれば、そうでないところもあるし、まあ観て良かったとは思います。
天才美人画と言われた島村松翠の絵師としての生涯を描いた作品。
男女の関係を持つことは覚悟を決めてからでないと、原因…
上村松園の絵が好きで、宮尾登美子が好きなので、原作小説を読んだかどうか定かではなかったが、今頃になって映画を鑑賞。
どの世界でも、女性が活動するには困難が多かった時代。
絵を描くこともそうだったと…