今回のキアロスタミの件は本当に残念でならない
本当は劇場で観ようと思っていたけど円盤を購入
ずっと心に残るであろう素晴らしいドキュメンタリーフィクションの世界だった
ラストのバイクの二人乗りで花屋…
キアロスタミがこの映画を撮ろうという試みもすごいが、撮れたことも奇跡的な内容だった。
自分に正直になって、自分の人生を演じるのってすごく難しいことだなー。
サブジアンみたいに具体的な人物を演じるわ…
キアロスタミらしい優しさとこの世の無常さを見せてくれる。
イランという社会だけでなく、当事者に再現させる事で、創作というマクロな問題も提示し、この世界で作るということはどういう事なのか、という事を…
このレビューはネタバレを含みます
フィクションとドキュメンタリー、演者と観客、役者と素人といった境界をあやふやにする事で自明のリアルに揺さぶりをかける。「本物」と「偽物」が出会い2人乗りバイクで疾走するラストは、虚実の狭間に存在する…
>>続きを読む演劇と裁判の親和性の高さが滲み出ている
独白が自然な形で許される数少ない場面設定がこの作品にはぴったり
演じること、映画へのある種純粋な欲望が法廷で語られた後、自らが自分自身を演じることへと帰結し…
© 1990 Farabi Cinema