怪異談 生きてゐる小平次に投稿された感想・評価 - 3ページ目

1982年公開。ATG作品。原作鈴木泉三郎 。脚本監督中川信夫。なかなか観に行けなかった作品。国立映画アーカイブ「1980年代日本映画――試行と新生」での一篇。

登場人物は三人。年増の匂いをプンプ…

• #おいらくの恋

旅役者の小平次と太九郎そして、その妻・おちかは同じ寺子屋で学んだ幼馴染だった。やがて、小平次がおちかへの思いを口にしたため、三人の関係は変化し始める。中川信夫監督の遺作となったホラー作。独特な台詞回…

「東海道四谷怪談」を監督した中川信夫さんの作品です。
登場人物は以前観た「盲獣」のように三人だけです。ですからひとりひとりの心理描写がよく表現されていました。

小平次は太九郎の妻であるおちかを死ん…

図らずも石橋さん出演のATG作品ハシゴとなった。
遊びで芝居するとき藤間さんが本格的なのに対して宮下さんの素人ぽいのも萌えるし首元のセクシーさやばい。
台詞回しにも惹かれるけど石橋さん時々聞き取れな…

当然、公開当時の新作邦画年間ベストテンに入れた。歌舞伎の演目みたいで近代以降の作らしいが、一回目の映画化もかなり高名で、青柳監督の語り口も巧みな秀作(単なる話の弾み方なら、流石に脂の乗り切った…

傑作。
連続する同じ動きを持つ時間経過を表現するカット、背中で語られる台詞の不気味さ、そして小平次の(1度目の)死によって強調される死の色としての白色……。
強引なインサートと顔への寄りが強烈な効果…